その見えにくさ、「近視」かも? ―「いつものこと」と諦める前に、知ってほしい目のこと― - てのひら眼科MAGAZINE

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その見えにくさ、「近視」かも?

―「いつものこと」と諦める前に、知ってほしい目のこと―

「運転中、遠くの標識をハッキリ見るために目を細めてしまう」 「子どもの視力が、また下がった気がする」
そんな経験はありませんか?近視は多くの人が経験するため「体質だから」と軽く考えられがちです。しかし、近視は単に遠くが見えにくいだけでなく、進行すると将来の目の病気につながる可能性も指摘されています。
この記事では、あなたの目の健康を守るために知っておきたい近視の基本から対策まで、わかりやすく解説します。

目次

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    ※この音声は Google NotebookLM(AI生成ツール)により作成しました。(2025年8月13日生成)

    1. そもそも「近視」とは?

    一言でいうと、「近くはハッキリ見えるのに、遠くがぼやけてしまう」状態のことです。
    目に入ってきた光は、カメラのフィルムにあたる「網膜(もうまく)」の上でピントが合うことで、私たちはモノを鮮明に見ています。しかし近視の場合は、ピントが網膜よりも手前で合ってしまうため、ぼやけてしまうのです。

    この近視には、主に2つのタイプがあります。
    軸性近視(じくせいきんし): 眼球の奥行きが正常より長くなってしまうタイプです。遺伝や生活環境の影響で進行しやすく、ほとんどの近視がこのタイプにあたります。
    屈折性近視(くっせつせいきんし) :目のレンズ(水晶体)のピント調節力が強すぎるタイプです。スマホの使いすぎなどで目の筋肉が緊張し、一時的にこの状態になる「仮性近視」もこの一種で、生活改善で回復する可能性があります。

    2. なぜ、近視になるの?【原因とリスク】

    近視の原因は一つではなく、「遺伝」と「環境」、この2つの要因が複雑に絡み合っていると考えられています。
    ・遺伝的要因:ご両親が近視の場合、お子さんも近視になりやすい傾向があることがわかっています。
    ・環境的要因:特に、日々の生活習慣が近視の発症や進行に大きく影響します。
    ・長時間の近業作業:スマートフォンやPC、読書など、近くを集中して見続ける作業は、近視を進行させる最大の要因です。
    ・屋外活動の不足:太陽光を浴びる時間が短いと、近視が進行しやすくなるという研究報告があります。

    これらの要因により、特に成長期に眼球が伸びすぎてしまい、「軸性近視」が進行してしまうのです。

    3. どんな対処法・治療法があるの?

    近視へのアプローチは、「見え方を補う」方法から「進行を抑える」治療、そして「根本的に治す」治療まで多岐にわたります。
    ・視力の補正(矯正):
    ・メガネ:最も手軽で安全な方法です。
    ・コンタクトレンズ:裸眼に近い広い視野が得られますが、正しいレンズケアと定期的な眼科受診が不可欠です。
    ・近視の進行を抑える治療(主に学童期〜10代のお子様向け)
    ・低濃度アトロピン点眼:近視の進行を抑制する効果が認められている目薬です。
    ・オルソケラトロジー:夜間に特殊なコンタクトレンズを装用し、日中の裸眼視力を改善する方法です。
    ・屈折力を変える根本治療(主に成人向け)
    ・レーシック(LASIK):レーザーで角膜の形を調整する手術です。
    ・ICL(眼内コンタクトレンズ):目の中に特殊なレンズを挿入する手術です。

    4. 今すぐ始められる!【進行予防とセルフケア】

    近視の進行を完全に止めることは難しいですが、目の負担を和らげるためにできることがあります。
    1. 正しい姿勢と距離を保つ 本やスマホを見るときは、目から30cm以上離し、背筋を伸ばしましょう。
    2. 意識的に目を休ませる 30分近くを見たら、意識的に遠くを眺めるなどして目を休ませることが大切です。
    3. 屋外で過ごす時間を増やす 1日1〜2時間、外で過ごす時間を作りましょう。外の景色を眺めるだけでも効果が期待できます。
    4. 眼科で定期チェック 特に成長期のお子様は、定期的な視力検査が重要です。大人の方も、見え方に変化を感じたら、自己判断せず眼科を受診しましょう。

    まとめ:あなたの「見える」を守るために

    近視は、多くの人が経験する非常に身近な状態です。しかし、安易に放置して「強度近視」に進行すると、将来、緑内障や網膜剥離といった失明につながる重い病気のリスクを高めることがあります。 「最近、見えにくいな」と感じたら、それはあなたの目が発しているサインかもしれません。快適な「見える」生活を長く続けるために、ぜひ一度お近くの眼科に相談してください。

    ▼より詳しい「治し方」に興味がある方へ

    この記事でご紹介した治療法について、「レーシックって少し怖いけど、実際どうなの?」「ICLやオルソケラトロジーについて、もっと具体的に知りたい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。 別のコラムでは、最新の治療法だけに絞って、より一歩踏み込んだ詳しい解説をしています。それぞれのメリット・デメリットや費用など、患者さんが感じる疑問にもお答えしていますので、ぜひあわせてお読みください。
    【コラム】近視治療の最前線!―レーシック・ICL・オルソケラトロジー、あなたに合う選択肢は?―

     

    最後に. オンライン診療という選択肢も

    目の症状があるとき、「病院に行く時間がない」「すぐには予約が取れない」と感じる方も多いでしょう。そんなときは、スマホやパソコンから気軽に相談できるオンライン眼科診療を活用するのも一つの方法です。

    眼科オンライン診療を行う「てのひら眼科」では、症状の写真と事前問診をもとに、眼科医が目の状態を確認し、必要に応じて処方や対処法を提案してくれます。自宅からスマホ一つで眼科医の診察を受けられるため、安心です。

     

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