2024.03.17
Sunday
「レリビオン」: 日本初の非侵襲型ニューロモデュレーション機器、片頭痛急性期治療用として製造販売承認
沢井製薬が革新的治療機器の国内販売権を確保、在宅での使用が可能に
沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、社長:木村元彦)は、革新的な非侵襲型ニューロモデュレーション機器「レリビオン」が片頭痛の急性期治療用医療機器として、12月22日に厚生労働大臣から正式な製造販売承認を受けたことを発表しました。この承認により、日本で初めて家庭で使用できる片頭痛治療用のニューロモデュレーション機器が市場に登場します。
「レリビオン」は、頭部に簡単に装着できるデザインで、経皮的に神経に電気刺激を送り、片頭痛の急性期における激しい痛みを緩和します。この機器は、特に後頭神経と三叉神経を対象とした刺激により、痛みの軽減を目指すものです。イスラエルのニューロリーフ社からの技術導入により、沢井製薬は日本国内での独占的な販売権を持ち、在宅治療の新たな選択肢を日本の患者に提供する計画です。
参考元:https://www.sawai.co.jp/release/detail/625
沢井製薬は、この先進的な治療機器を通じて、従来の薬物療法だけでは対応できなかった片頭痛患者の治療オプションを拡大し、より多くの人々が健康で充実した生活を送れるよう貢献していく方針です。