2024.08.09
Friday
アイリス、新型コロナウイルス感染症に関するデータ収集を完了—AI医療機器「nodoca」技術を応用
医療現場の課題解決に向け、新型コロナ対応AIの製品化に一歩前進
AI医療機器の開発を手掛けるアイリス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：沖山翔）は、新型コロナウイルス感染症に関するAI医療機器の製品化に向けたデータ収集を完了しました。同社は、既に市場に導入されているAI搭載の咽頭内視鏡システム「nodoca®」の技術を活用し、新型コロナウイルス感染症の診断支援に向けた研究開発を進めています。
「nodoca」は、咽頭の画像と診療情報をAIが解析することで、インフルエンザの特徴的な所見を検出し、診断を支援するAI医療機器として、2022年12月から臨床現場での利用が進んでいます。今回、新型コロナ感染症に関する臨床データの収集が完了し、現在はこのデータを基にしたAIシステムの性能評価が進行中です。
アイリスは、インフルエンザ診断支援AIの開発経験を活かし、今後も医療現場の課題解決に向けたAI医療機器の開発に注力していくとしています。また、研究開発を通じて、医療の進歩と社会への貢献を目指しています。
nodocaについて
「nodoca」は、咽頭の画像と問診情報をAIが解析し、インフルエンザに特有の所見を検出するAI医療機器です。この技術は、100を超える国内医療機関が関与し、産官学医が連携して開発されました。
参考URL：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000035813.html
